貼り箱って知ってますか?
高級な化粧品や健康食品、お菓子、パズルなどのパッケージで
頑丈で折り畳めない箱です。弊社ではクレヨンや絵の具の
貼り箱を生産しております。
何故?折り畳めないかと言うと薄い紙と厚い紙を
貼り合わせて立体的にするので頑丈な化粧箱になります。
形式的には身とフタのインロー式が多く
弊社でも貼り箱の取り扱いを拡張して生産しております。
厚紙の箱は40年以上前から得意分野ですが
貼り箱は2〜3年前からチャレンジして
安価に生産することに成功。
ポイントとしては薄い用紙に印刷出来なかったのと
薄い用紙を型抜きする技術が未熟でしたので
貼り箱の生産は難しいと逃げ腰になっておりました。
上記写真の上部2種が薄い紙なんです〜
薄い紙はコシが無くて折り曲がったり折れたりと
取り扱いが大変!
ただ試作〜失敗〜試作〜失敗と何度か繰り返すうちに
印刷機は上質紙ベースで55k、コート紙ベースで73kが
印刷出来るようになりました。
厚物の印刷機で薄い紙を刷るのは至難の業で
オペレーターも相当苦労しました!
弊社の最新の小森コーポレーション製の
ハイブリッドUV印刷機で印刷すると仕上りも綺麗で
印刷スピードも8000回転位は出せるようになりました。
印刷はクリアー!
続きまして型抜きですが薄い紙を抜くのは
相当難しいセッティングをしないと抜けないのですが
始めは1500回転がいいところで
しかも型抜き後は紙が揃わないで、まとめが大変でした。
しかし機械の内部をよーく観察すると
使って居なかった機能や部品が破損している所などを
改良に次ぐ改良を重ねてななんと脅威の4000〜5000回転まで
スピードをアップすることに成功。
機械メーカーの飯島製作所もビックリしておりました。
薄い紙はコシが無くてフニャフニャして扱いが難しいんです〜
この薄い紙を印刷から型抜き加工まで出来るように
なりましたので貼り箱の生産量も劇的に増えております。
生地と呼ばれている厚い方の紙については
40年もの蓄積ノウハウがございますので全然問題なし!
薄い紙と厚い紙を上記のように貼り合わせて
立体的な貼り箱に仕上げます!
貼り合わせる方法としては手加工で貼る場合と
機械で貼る場合とございます。
この貼る作業は更に熟練の技術者が貼り合わせます!
糊をひとつ取っても温度や湿度、季節により配合を
変えて貼り合わせます。
この辺は企業秘密(笑)
https://www.youtube.com/results?search_query=貼箱+
ユーチューブで公開している所がございましたので
貼り合わせ方は上記を参照ください。
年末年始、高級品が動くシーズンでございますので
貼り箱の生産は夏場から大忙し〜
スピードアップで生産出来ると言う事は
コストダウン出来ると言う事ですね〜
安価な貼り箱を制作したい際には
越谷レイクタウンの近所の自社工場で製造してます!
設計からグラフィックデザイン〜印刷〜打抜き、製函まで
一貫生産だから安くて早く高品質!!
他社には負けないノウハウがございます。
お気軽にお問い合わせください・・・・・
フリーダイヤル0120-007-767
お客様の売上げアップに印刷物で貢献したい
株式会社 藤田
代表取締役社長
パッケージ、SPツールのスペシャリスト 藤田 弘
ゴルフラウンド前のビール大好きです!!
〒343-0827
埼玉県越谷市川柳町1-279-1
電話 048-989-9944
FAX 048-989-9949